人生に大きな影響を及ぼす超常刺激-うまく付き合うためには、どのように対策すればいいのか

「何だか落ち着かない」、「何となく調子が悪い」「最近、メンタル面が悪い」など心の不調について気になる人はおられると思います。もしかしたらその原因は超常刺激の可能性があります。

超常刺激について初めて聞く人は少なくないと思います。この記事では超常刺激とその対策について解説していこうと思います。

1.超常刺激とは

人間の脳は狩猟採集民とほとんど変わっていないが、人類が急速に文明を発展させたことにより人間の脳が対処しきれない刺激が多く生み出されてしまったといいます。これを超常刺激といいます。脳が対処できない程の刺激を過剰に摂取してしまうことにより、脳が必要以上に興奮してしまい休まらない状態になり、うつ病などの様々な問題につながります。

2.超常刺激による影響

超常刺激によって、日常生活に悪影響を及ぼし、健康的な生活からどんどんかけ離れてしまう可能性があります。超常刺激を浴び続けることにより、脳が必要以上に興奮し、休まらない状態になります。そして、脳が疲弊しメンタルが落ち込んだり、うつ病などの病気に繋がってしまうと言われています。

超常刺激は現代になって急に出てきたもので、代表的なものとして、

  • ジャンクフード
  • ポルノ
  • インターネット
  • ブルーライト
  • テレビゲーム
  • タバコ、お酒
  • ギャンブル

などがあります。

ジャンクフードには、脂質・糖質・塩分などが含まれています。脂質・糖質・塩分などは人間が進化の過程においてなかなか摂ることが出来ませんでした。よって、人間の脳はそれらを求めるように進化しました。ジャンクフードを過剰に摂取すると、栄養過多や偏食につながり、メタボになる原因にもなります。

エロ動画などのポルノも超常刺激になります。ポルノの恐ろしいところは、ケンブリッジ大学の研究では、ポルノにはまっている人の脳はドラッグ中毒者の脳と同じように変化をしているということです。ポルノによる刺激を求め続け、どんどん依存するようになってしまいます。

インターネットもいろいろな情報を自由に検索できるため人間の脳に過剰な刺激を与えてしまい、強い依存を生み出してしまいます。

テレビやパソコン、スマホなどから発せられるブルーライトを夜間に浴びると睡眠の質を下げてしまい、睡眠不足の原因となります。

このようにジャンクフードやブルーライト、たばこ、お酒などの超常刺激は健康面にも影響を及ぼします。ギャンブルなどにハマってしまえば人生を棒に振ることにもなりかねません。また、ポルノやテレビゲームなどにのめり込んでしまうと時間を無駄に消費してしまう可能性もあります。

3.超常刺激にはどのように対策すればいいのか

人生に大きな影響を及ぼしかねない超常刺激とどのように付き合っていけばいいのか気になるところだと思います。超常刺激は意識的に減らしていかなければなりませんが、完全に無くすことは不可能に近いと思います。超常刺激と上手に付き合っていくしかありません。

超常刺激を与えるものを日常生活からなるべく遠ざけることが有効です。「スマホやテレビゲームなどを使う時間を決める」、「ジャンクフードは1週間のうちに〇日までだったら食べてもOK」というように工夫してみると良いでしょう。また、数か月に1日は超常刺激となるものを完全に排除する日というものも作ってみると良いでしょう。

とは言え、超常刺激を意識的に減らすためには、自分の意志力を鍛えなければなりません。意志力を高める方法として運動があります。超常刺激に既にハマっている人は、とりあえず運動をしてみることをおススメします。筋トレや有酸素運動を無理のない程度に毎日取り組んでみると良いでしょう。

その他、瞑想や音楽や絵画などの趣味にも取り組んでみると良いでしょう。

まとめ

実は記事の著者も超常刺激に悩まされてきました。YouTube動画にハマってしまい、1日に5~6時間ぐらい見ていることがありました。「より面白い動画は無いか」という感覚でYouTube動画を見続けていました。

現在は、状態は改善しつつありますが、それでもまだYouTube動画から抜け出せていない面があります。

超常刺激というものは厄介なものですが、何とかうまく付き合っていけるよう対策を立てていく必要があります。

参考サイト